1.はじめに(作業の目的と全体像)
こんにちは、NOBです!
塗装が完了したフレームを、いよいよ組み立てていきます。
ジャンクで購入したTREK X-CALIBER 5。
分解・下地・塗装と進めてきましたが、ここからがレストア本番です。
今回から数回に分けて、パーツ紹介を交えながら
組み立て作業を進めていきます。
まずはフレームの土台となる部分から組んでいきます。
・サドル、シート
・ボトムブラケット(BB)
・ヘッドパーツ
・各部グリスアップ
・使用工具紹介(工具気になる人多いですよね)
このあたりは異音やガタに直結する重要ポイント。
使用している工具や、グリスの種類も紹介しながら、
実際の作業ベースで組立手順を解説していきます。
ここを丁寧に仕上げれば、完成後の満足度がかなり変わります。
手はグリスでベタベタになりますが、
それも組立の醍醐味ですね!
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2.組立に必要な工具・ケミカル
- グリス(超重要)
- 六角レンチ
- BB工具
- トルクレンチ
私が使っているのは、KTC やSHIMANO PROのツールセットが中心。
正直、安物工具よりこのあたり使ったほうが
作業ストレスかなり減ります。
ネットで探したんですけど
現時点(2026年)で廃版になっているかも?
工具古い。。。
今なら下記のツールセットが良いかも。
Amazonで価格を確認:京都機械工具(KTC)9.5sq. [56点組]自動車整備 持ち運び工具セット レッド SK35626WZR《2026SK》
Amazonで詳細を確認:CYCLISTS 自転車 工具セット シマノ対応 29点 プロ 台湾製 ツールキット ツールボックス付き (CT-K07)
組立前に、グリスの話を少し。
グリスにはいろいろ種類があって、「何を使えばいいの?」と迷いますよね。
私の場合、街乗りメインの自転車であればSHIMANO プレミアムグリスのみで十分と考えています。
理由としては、適度な粘度がベアリングやシールの隙間を埋め、
パッキンのような役割をしてくれるからです。
さらに
- 耐水性
- 酸化安定性(長持ち)
- ゴムシールへの攻撃性が低い
といった特徴があり、自転車整備には必要十分な性能があります。
ボルトの固着防止にも効果があり、組立時にはほぼ必須と言えるグリスです。
ブレーキ周りのネジには絶対に塗らないでください。
グリスがにじんでローターやパッドに付着すると、最悪ブレーキが効かなくなります。
ちなみにモリブデングリス(左)も持っていますが、
自転車はそこまで高圧環境になることが少ないため
基本的には使用していません(主にバイク用)。
これから自転車整備を始めるなら、シマノプレミアムグリス(右)は
1つ持っておいて損のない必須級アイテムだと思います。
初めての1本なら、とりあえずこれ買っておけば間違いないです。

3.組み立て工程
3-1.サドル、シートポスト取り付け
組み立て順は、「中心 → 外側」分解の逆だけど順番がかなり重要です。
作業台に置いて作業したいので、まずはサドルとシートポストを取り付けます。
もちろんFINISH LINE ショールームポリッシュ&プロテクタントで磨いています。
サドルは純正からGOLIX A6-1に換装しています。

サドルは、前後位置と角度調整できますが、組みあがってからポジションを決めるので
ここでは仮固定でOK。

次にシートポスト。
挿入部分にグリスを薄く塗布してからフレームへ。
固着防止と異音対策のため、ここは忘れずに塗っておきます。

無事、作業台に設置完了。作業できる状態になりました。

作業台はMINOURAの自転車整備用ワークスタンドW-3100を使用しています。
普段、自転車置きに使用したかったので、高さを低くするため、孔を追加しています。
かなり頑丈なので、作業中安定感抜群!


自転車のメンテやカスタムをするなら、1台あると作業効率がかなり上がります。
本気でいじるなら、ほぼ必須レベルですね。
3-2.ボトムブラケット(BB)の取り付け
BBを取り付けます。
BBのネジ部に、グリスをしっかり塗布しておきます。
ここを怠ると、後々固着して外れなくなることも…。

ここから、自転車の右、左が頻繁に出てきます。
それって正面から見て?自転車に乗った状態で?
正解は、『自転車に乗った状態で』です。
作業していると、どっちかわからなくなって混乱するんですよ。
私だけか…
簡単に判断する方法として、写真側のチェーンやギアがついている方が右と覚えてください。
大抵の自転車はそうなっていますよ。

それでは、BB右側から取り付けます。
右側は逆ネジなので、締める方向を間違えないよう注意。
反時計回りで締まります。

本機はシェル幅73mmなので、2.5mmスペーサーを1枚入れています。


続いて左側を取り付け。

BB工具を使用して、規定トルク(35 – 50 N·m)でしっかり締め込みます。

使用しているトルクレンチは、アストロプロダクツ3/8DRプリセット型トルクレンチTQ736。
プリセット型は、設定トルクで「カチッ」と知らせてくれるので、
締めすぎ防止にもなり使いやすいです。

古い工具なので、同じものがAmazonにない…
KTCのトルクレンチを紹介しておきます。
MTB整備なら5〜60N・mあたりが使いやすいですが、
私はバイク整備にも使うのでこのあたりのモデルにしています。
BBへのグリスは忘れずに。
ここをケチると
高確率で固着します。
次に外す未来の自分のためにも、
たっぷりではなく、しっかり塗布しておきましょう。
3-3.ヘッドパーツ、フロントフォーク組み付け
続いてヘッドパーツを組み付けていきます。
ここは回転性能や異音に直結する部分なので、丁寧に作業します。
まずはヘッドチューブ内側と、ベアリングが当たる部分に薄くグリスを塗布。
防水・防錆とともに、ベアリングのなじみも良くなります


上側のベアリングを入れて、こちらもグリスを多めに塗布。

下側は、シールとベアリングをフォーク側にセットしてから、同じくグリスを多めに塗っておきます。

そのままフォーク差し込みます。

ダストカバーを取り付けてから、ステムを仮締めしておきます。


スペーサー挿入したあと、トップキャップを仮締めしておきます。


私はこの時点では本締めしません。
ハンドルやホイールを組んでから、最後にセンター調整を行うためです。
ヘッドは締めすぎても緩すぎてもダメなので、最終調整は焦らず行います。
4.今回の使用工具・パーツ
最後に、実際の作業で使用した工具類をまとめました。

KTCの工具セット。私のは多分廃版になっているので、
今買うならこれ!
組み立て、分解に専用工具は必須です。
私はシマノPROを使用していますが、既に廃版か?
このセットでも十分。

自転車の組み立ては、基本的にこれ1本!

FINISH LINE ショールームポリッシュ&プロテクタント 354ml
塗装部分の艶だしに使用。気に入ってます!

GORIX(ゴリックス) 自転車 低反発 お尻が痛くない サドル
スタイルも良く、値段もお手ごろ。
実は3個持ってます。

自転車の分解、組立で、あるのとないのとでは大違い。
余裕があれば購入することを推奨します。

京都機械工具(KTC) 9.5sq.プレセット型トルクレンチ
MTB整備なら5〜60N・mあたりが使いやすいですが、
私はバイク整備にも使うのでこのあたりのモデルにしています。

柄が長く、トルクをかけやすい。単品購入ならこれ。

ペーパーウエス。
私のおすすめはこれ。耐久性もあり、使用感◎!

AZ(エーゼット) パーツクリーナー ブルー 840ml ブレーキ&パーツクリーナー ブレーキクリーナー Y004
ホームセンターのもので可。部品の洗浄には必須!
5.まとめ
今回でフレームへの主要パーツの組み付けがひと通り完了しました。
BBは後々のメンテナンス性にも大きく関わる部分なので、
グリスアップとトルク管理は、特に重要なポイントです。
ヘッドパーツも同様に、乗り味や回転性能に直結する重要な工程。
焦らず慎重に仕上げていきましょう。
まだまだグリスと格闘する少し苦手な工程が続きますが…
めげずに頑張ります!
次回は駆動系パーツの取り付け。
クランク、リアディレイラーの清掃と組付けを進めていきます。
完成に向けて、引き続き丁寧に仕上げていこうと思います。
お楽しみに!
ここまでお読みいただき、
ありがとうございました。
Terima kasih!




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