1.はじめに(作業の目的と全体像)
こんにちは。NOBです!
フレーム塗装用に分解記事を書こうと思ったのですが、過去写真が壊滅的に少なく気づいたら無心で全バラしてました。
…整備あるあるです。
現在の写真ベースなので仕様が少し違う部分もありますが、リアルな分解順として参考にしてください。
MTBの完全分解は外側→内側に外すが基本。
今回はフレーム単体になるまで順番に外していきます。
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2.事前準備と注意点
2-1.必要工具
- 作業スタンド(あると最高)
- 六角レンチセット
- プラスドライバー
- ミッシングリンクプライヤー
(チェーンのクイックリンク外し) - BB工具(ボトムブラケット)
- ゴムハンマー
- パーツトレー or 小箱(ネジ管理)
- 軍手 or ニトリル手袋
- 写真撮影用スマホ(超大事)
私が使っているのは、KTC やSHIMANO PRO系が中心。
正直、安物工具よりこのあたり使ったほうが
作業ストレスかなり減ります。


ネットで探したんですけど
現時点(2026年)で廃版になっているかも?
工具古い。。。
今なら下記のツールセットが良いかも。
安物工具との違いは後半で少し触れます。
2-2.作業前の注意点
- 組み上げるときに忘れないよう
作業前に写真を撮りましょう。 - ペダル、ボトムブラケットなど
左右・上下を覚えておきましょう。 - 紛失防止のため
ネジはパーツトレーにまとめておくか
袋分けしましょう。 - 汚れが床に落ちると汚くなるので
屋外か作業マット上で作業した方が良い。
3.作業手順
3-1.ペダルの取り外し
最初にやると作業しやすい。
右ペダル → 反時計回りで緩みます。
左ペダル → 時計回りで緩みます。(逆ネジ注意)
ペダル外し。高確率で固着してます。
今回は。。。いけました!
PROツールに入っている六角レンチは、柄が長いので、力を入れやすいです。
ここはちゃんとした工具が楽です。

固着してることが多いので
車体を押さえて慎重に。
3-2.ホイールの取り外し
ホイールを外します。ここは特に問題ないですね。
ただし油圧ディスク車の人。
ホイール外した状態でブレーキ握ると終わります。
私は昔それやって静かに絶望しました。
①フロントホイールの取り外し
クイックリリースを緩めて外します。
タイヤがブレーキなどに干渉する場合は
空気を抜きましょう。


②リアホイールの取り外し
リアディレイラーの変速を一番重いギアへ変えておくと作業しやすいです。(チェーンを緩ませる。)
クイックリリースを緩めて外します。
最初のうちはリアディレイラーとチェーンを避けるのに苦労しますがディレイラーの動きを覚えれば簡単ですよ!

油圧ディスクブレーキ車はブレーキキャリパーが閉じて戻らなくなるためレバーを握らないこと!
パッドスペーサーがあればブレーキキャリパーに挟んでおく。
なければ厚紙でもOK!

3-3.チェーンの取り外し
ミッシングリンクを外します。
ミッシングリンクを探してミッシングリンクプライヤーで挟んで握るだけ!

3-4.シフトワイヤーの取り外し
リアディレイラーからシフトワイヤーを外します。

ワイヤーがフレームに固定されている箇所も外します。
フレーム裏(クランク下)にも固定されているので注意。


3-5.ブレーキの取り外し
①ブレーキキャリパーの取り外し
前後のブレーキをブレーキマウントから外します。


②ブレーキホースの取り外し
ブレーキホースがフレームに固定されている箇所も外します。


3-6.クランクの取り外し
①左クランクの取り外し
左クランクのネジを緩めます。

クランクキャップ工具を使用しクランクボルトを外します。

左クランクを外します。
左クランクには
外れ止めプレートが付いているので上にずらさないと抜けません。

②右クランクの取り外し
右クランクを引っこ抜きます。
手では抜けなかったので反対側からゴムハンマーで叩いて抜きました。

3-7.リアディレイラーの取り外し
リアディレイラーとディレイラーハンガーを外します。


3-8.ハンドル周りの取り外し
グリップを外します。六角を緩めて抜くタイプです。

ブレーキ・シフターを外します。ついでにベルも外しました。


ステムボルトを緩めてハンドルを外します。

SLX-M7100ブレーキは
クランプが開くので、ブレーキレバー単体で外せて便利です。
同じ時期のXTR、XTも同じです。


3-9.フロントフォークの取り外し
トップキャップを外してスペーサーも外します。

ステムを外します。
ステムを緩めた瞬間
フロントフォークが落下することがあります。
落下させて、床傷つけました。
(賃貸だけど大丈夫か!?)
しっかりと手で支えてください。

フォークを下側に引き抜きます。

下側のベアリングが落ちないように注意します。
大概、グリスで保持されてます。

上側のベアリングを外します。

3-10.ボトムブラケット(BB)の取り外し
そして最大の難所。
BB外し。
ここで心折れる人かなり多いと思います。
固着個体だと安い工具は普通に負けます。
自分も昔スクエアテーパのBBでやらかしました。
今はちゃんとしたBB工具使ってるのでだいぶ楽になりました。
本機で使用しているBBはシマノホローテックⅡです。
左がPROツールボックスの工具、右はBBに付属してくる、プラスチックの変換アダプターです。


同じ工具が見つからなかったのですが、多分、下記の工具の方が良いです。
左側を外します。半時計周りで緩みます。
一般的なネジと同じです。


右側を外します。
右側は左ネジなので、右回転(時計回り)で緩みます。
これ、毎回悩みます。。。

3-11.シートポスト、アクセサリー類の取り外し
シートポストと、必要に応じてアクセサリー類を外します。


ここまで外せばフレーム単体。
毎回思いますが
「本当に戻せるのか?」
ってなります。
4.⚠️分解作業の注意ポイント
- ネジがなめてしまうため、硬いネジを無理に回さない
- 固着はラスペネなど潤滑剤を使用する
- 向きと順番を写真保存
- ネジ、ワッシャーなどの小物、紛失注意
5.分解順(覚え方)
外側から順番に外す。
ペダル → ホイール → チェーン → 変速・ブレーキ →
クランク → スプロケ → ハンドル → フォーク →
BB → シートポスト、アクセサリー類
6.まとめ
MTB完全分解は
順番さえ守れば難しくありません。
汚れ落としや、グリスアップのために
たまには全バラするのも良いですね!
ただし
固着との戦いは覚悟が必要です。
特にBBとペダルは
工具で難易度が変わります。

フレームの分解が終わったので、
次はいよいよ塗装工程に突入です。
フレームは傷多めのジャンク仕様…
そのままだと「味がある」とも言えますが、
やっぱりカッコよくしたいので下地からしっかりやります。
ここで手を抜くと、
「塗ってもすぐ剥がれた…」という悲劇になるので要注意!
下地を制する者は塗装を制す!?
実際にやった流れを
写真多めでサクッとまとめる予定。
正直ここが
一番仕上がりに差が出るところ。
次回:TREK X-CALIBER 5【塗装編(下地)】
ここまでお読みいただき、
ありがとうございました。
Terima kasih!










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