TREK X-CALIBER 5 
【分解編】

TREK X-CALIBER 5

1.はじめに(作業の目的と全体像)

こんにちは。NOBです!

フレーム塗装用に分解記事を書こうと思ったのですが、過去写真が壊滅的に少なく気づいたら無心で全バラしてました。

…整備あるあるです。

現在の写真ベースなので仕様が少し違う部分もありますが、リアルな分解順として参考にしてください。

MTBの完全分解は外側→内側に外すが基本。

今回はフレーム単体になるまで順番に外していきます。

※本記事にはアフィリエイトリンクを含みます


2.事前準備と注意点

2-1.必要工具

  • 作業スタンド(あると最高)
  • 六角レンチセット
  • プラスドライバー
  • ミッシングリンクプライヤー
    (チェーンのクイックリンク外し)
  • BB工具(ボトムブラケット)
  • ゴムハンマー
  • パーツトレー or 小箱(ネジ管理)
  • 軍手 or ニトリル手袋
  • 写真撮影用スマホ(超大事)

私が使っているのは、KTC やSHIMANO PRO系が中心。

正直、安物工具よりこのあたり使ったほうが
作業ストレスかなり減ります。

ネットで探したんですけど
現時点(2026年)で廃版になっているかも?
工具古い。。。
今なら下記のツールセットが良いかも。

安物工具との違いは後半で少し触れます。

2-2.作業前の注意点

  • 組み上げるときに忘れないよう
    作業前に写真を撮りましょう。
  • ペダル、ボトムブラケットなど
    左右・上下を覚えておきましょう。
  • 紛失防止のため
    ネジはパーツトレーにまとめておくか
    袋分けしましょう。
  • 汚れが床に落ちると汚くなるので
    屋外か作業マット上で作業した方が良い。

3.作業手順

3-1.ペダルの取り外し

最初にやると作業しやすい
右ペダル → 反時計回りで緩みます。
左ペダル → 時計回りで緩みます。(逆ネジ注意)

ペダル外し。高確率で固着してます。

今回は。。。いけました!

PROツールに入っている六角レンチは、柄が長いので、力を入れやすいです。
ここはちゃんとした工具が楽です。

固着してることが多いので
車体を押さえて慎重に。

3-2.ホイールの取り外し

ホイールを外します。ここは特に問題ないですね。

ただし油圧ディスク車の人。
ホイール外した状態でブレーキ握ると終わります。

私は昔それやって静かに絶望しました。

①フロントホイールの取り外し

クイックリリースを緩めて外します。

タイヤがブレーキなどに干渉する場合は
空気を抜きましょう。

②リアホイールの取り外し

リアディレイラーの変速を一番重いギアへ変えておくと作業しやすいです。(チェーンを緩ませる。)
クイックリリースを緩めて外します。
最初のうちはリアディレイラーとチェーンを避けるのに苦労しますがディレイラーの動きを覚えれば簡単ですよ!

油圧ディスクブレーキ車はブレーキキャリパーが閉じて戻らなくなるためレバーを握らないこと!
パッドスペーサーがあればブレーキキャリパーに挟んでおく
なければ厚紙でもOK

3-3.チェーンの取り外し

ミッシングリンクを外します。

ミッシングリンクを探してミッシングリンクプライヤーで挟んで握るだけ!

3-4.シフトワイヤーの取り外し

リアディレイラーからシフトワイヤーを外します。

ワイヤーがフレームに固定されている箇所も外します。
フレーム裏(クランク下)にも固定されているので注意。

3-5.ブレーキの取り外し

①ブレーキキャリパーの取り外し

前後のブレーキをブレーキマウントから外します。

②ブレーキホースの取り外し

ブレーキホースがフレームに固定されている箇所も外します。

3-6.クランクの取り外し

①左クランクの取り外し

左クランクのネジを緩めます。

クランクキャップ工具を使用しクランクボルトを外します。

左クランクを外します。

左クランクには
外れ止めプレートが付いているので上にずらさないと抜けません

②右クランクの取り外し

右クランクを引っこ抜きます。
手では抜けなかったので反対側からゴムハンマーで叩いて抜きました。

3-7.リアディレイラーの取り外し

リアディレイラーとディレイラーハンガーを外します。

3-8.ハンドル周りの取り外し

グリップを外します。六角を緩めて抜くタイプです。

ブレーキ・シフターを外します。ついでにベルも外しました。

ステムボルトを緩めてハンドルを外します。

SLX-M7100ブレーキは
クランプが開くので、ブレーキレバー単体で外せて便利です。
同じ時期のXTR、XTも同じです。

3-9.フロントフォークの取り外し

トップキャップを外してスペーサーも外します。

ステムを外します。

ステムを緩めた瞬間
フロントフォークが落下することがあります。
落下させて、床傷つけました。
(賃貸だけど大丈夫か!?)
しっかりと手で支えてください。

フォークを下側に引き抜きます。

下側のベアリングが落ちないように注意します。
大概、グリスで保持されてます。

上側のベアリングを外します。

3-10.ボトムブラケット(BB)の取り外し

そして最大の難所。
BB外し。

ここで心折れる人かなり多いと思います。

固着個体だと安い工具は普通に負けます。
自分も昔スクエアテーパのBBでやらかしました。

今はちゃんとしたBB工具使ってるのでだいぶ楽になりました。

本機で使用しているBBはシマノホローテックⅡです。
左がPROツールボックスの工具、右はBBに付属してくる、プラスチックの変換アダプターです。

同じ工具が見つからなかったのですが、多分、下記の工具の方が良いです。

左側を外します。半時計周りで緩みます。
一般的なネジと同じです。

右側を外します。

右側は左ネジなので、右回転(時計回り)で緩みます
これ、毎回悩みます。。。

3-11.シートポスト、アクセサリー類の取り外し

シートポストと、必要に応じてアクセサリー類を外します。

ここまで外せばフレーム単体。
毎回思いますが
「本当に戻せるのか?」
ってなります。


4.⚠️分解作業の注意ポイント

  • ネジがなめてしまうため、硬いネジを無理に回さない
  • 固着はラスペネなど潤滑剤使用する
  • 向きと順番を写真保存
  • ネジワッシャーなどの小物、紛失注意

5.分解順(覚え方)

外側から順番に外す。

ペダル  → ホイール → チェーン → 変速・ブレーキ →
クランク → スプロケ → ハンドル → フォーク    →
BB    → シートポスト、アクセサリー類

6.まとめ

MTB完全分解は
順番さえ守れば難しくありません。

汚れ落としや、グリスアップのために
たまには全バラするのも良いですね!

ただし
固着との戦いは覚悟が必要です。

特にBBとペダルは
工具で難易度が変わります。

フレームの分解が終わったので、
次はいよいよ塗装工程に突入です。

フレームは傷多めのジャンク仕様…
そのままだと「味がある」とも言えますが、
やっぱりカッコよくしたいので下地からしっかりやります。

ここで手を抜くと、
「塗ってもすぐ剥がれた…」という悲劇になるので要注意!

下地を制する者は塗装を制す!?

実際にやった流れを
写真多めでサクッとまとめる予定。

正直ここが
一番仕上がりに差が出るところ。

次回:TREK X-CALIBER 5【塗装編(下地)】

ここまでお読みいただき、
ありがとうございました。
Terima kasih!

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自転車・バイクの分解やフレーム塗装、工具レビューを実体験で紹介しています。

プロではありませんが、実際に触って試したことを中心に記事を書いています。
これからカスタムを始める方の参考になれば嬉しいです。

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